美女と野獣をみて

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今回はディズニーの『美女と野獣』を見た。1991年公開のディズニーアニメーションのクラシック『美女と野獣』をディズニーが実写化ということで期待大。

内容は全然知らなかったんだけど、なんとなく勝手に想像してて、一番好きな作品だった。(謎だけど)

 

結論やっぱすげーディズニー!!ってなった。

 

ちょっとそれっぽく全体を分割して感想を描いてみようと思う。

これも訓練ということで。。

誰も見てないのでネタバレとか関係なしに書こうと思う。

 

大きく分けて

  1. 主要登場人物の紹介
  2. ベルと野獣が出会う
  3. ベルと野獣が恋する(お互い敬遠してたのに)

っていうほんと単純な話。

そこでこの物語を面白くしている要素が、美女が恋する相手が文字どうり野獣だということ。

 人は(獣もかな)見た目じゃなくて内面の美しさが重要なんだ。っていうほんと普通のありふれたメッセージがテーマになっている。

 

こう言っちゃうと普通なんだけど、というか普通の話だからこそ、あそこまでの感動に持っていく物語の運び方がホントすごいと思った。

 

主要登場人物の紹介

まずは、野獣こと王子ダン 

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こいつはホントにやばいやつ、親の七光り(おそらく)でお金持ちで、しかも見た目がイケメン。美しいもの以外受け付けないようなパーティーなんか開いちゃって、そりゃやりたい放題。

 

この時点で、こいつは最悪、クズ、嫌い、という印象に。

 

あとで書くけど、この物語の一番大事なところって、見る側にいかに野獣に対して同情に近い感情を抱かすことができるかだと思ってて、この時点でその兆しゼロ。むしろマイナス。

そこでマイナスをプラスに埋める出来事勃発!?。

要は、見た目が醜い女の人に対して冷たく接したんだけど、実はその人が魔女で、「お前は外見はいいけど心は醜い」ってことで野獣になれ!って野獣にされちゃう。(本当の愛を知ったら元に戻れるよという制約付きで)しかも召使いやペットまでが時計やコップのようなモノにされちゃう始末。

これは辛い。正直辛いと思う。でも今まで散々楽しんできたんだから別に同情ほぼゼロ。むしろまだマイナス。ザマーミロって感じw

 

この時点であれ?・・この映画成立するの?っていう不安にかられた。

 

次に、美女ことベル

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ミュージカル調でこの物語の世界観を説明しながら、ベルがその村人たちにどんな扱いを受けているかを伝えるシーン。

要は、ベルは独創的が故に村人からはハブられている存在。よくいる教室の不思議ちゃん的なポジション。ここで可哀想・・・ベル・・・ってなったらよかったんだけど、ベルを演じているエマワトソンの「いやいや私一人でもやっていけますよ」的な顔力のせいで、(いい意味でちょっと不良っぽいというか)ここでも感情移入ゼロ。むしろマイナス。

そこで高身長イケメンで英雄のガストンという男に目をつけられプロポーズされるんだけど、、、、

ここが重要でガストンはとても重要人物。

構造的には野獣の対をなしてる存在で、見た目イケメンだけど中身が微妙・・・っていう存在。

 

ここでは、ガストンはめっちゃガサツな人。

いいシーンだなぁって思ったのは、ベルに求婚しにいくシーンで、庭にあるキャベツを一切気にせずに踏みつけながらベルに近くシーン。

これだけで「うわ、こいつ自分のことしか考えないタイプのやつだ」っていうのが分かるw

でも笑ったのは、そのあとベルが歌いながらなんであんなガサツなやつと結婚しないといけないの!って言ってるんだけど、歌いながら鳥の餌を鷲掴みして、鳥に投げつけてた・・・(君も十分ガサツだよ・・・)

ここでおぉガストンとベルお似合いやんってなったw

 

この時点でこの映画成立するの?っていう不安がさらに加速

 

 

ベルと野獣が出会う

やっとここで二人が出会うんだけど、この出会い方も最悪。

ベルのお父さんがベルのためにバラの花を摘もうとしたところ、そのバラは野獣の敷地内のバラだったために、野獣に見つかり監禁されてしまう。

そこでベルが親父さんを助けに野獣の城に向かうことに。

その時点でお互いに対する嫌悪感は半端ない。

 

片や親父さんを監禁した野獣。片や盗人の小娘。

この時点で2人の関係ってうまくいくの?

っていうかそもそもこの2人を応援する必要ある?

っていう素直に感情移入できない状態が続いた。

 

でもこっからの展開から一気に世界観にのめり込んでしまった。

 

 

ベルと野獣が恋をする

続きは明日