「断定的発言」ノススメ

突然ですが、言葉に力を持ちたいと思ったことはないですか?

 

言葉に説得力が無く、なかなか物事が早く進まない経験はありませんか?

 

そう、今僕たちに必要なスキル

それは「断定的発言」力です。

 

言ってしまうととても簡単なんですが。

 

「僕は明日参加できると多分思います」

「僕は明日必ず参加します」

 

どっちが説得力がありますか?

 

言わずもがな後者ですよね。

 

思う?

多分?

 

参加する気あるのか?って思いません?

ハッキリしよろ! って思いません?

 

でも、意外と気づかないだけで自分もこの発言をしてる人が圧倒的に多いです。

普段から周りを見ていても、そう感じることないですか?

なんなら、誰か特定の人の顔が浮かんだ人もいるんじゃないですか?

 

でも

 

そんなあなたも少なからずこのような「民主的マモリノ発言」をしてます。

 

それが、重なると説得力が落ちます。

 

すると、誰もついてこなくなります。

 

とても簡単なことですが、「断定的発言」をすることを意識しましょう。

 

 

ではなんで、「断定的発言」が重要なのか説明をしましょう。

 

なぜ重要なのか?

 

それは一つに人は自分で判断したくない、波風立てたくない、責任を持ちたくないと潜在的に思っている人がほとんどだからです。

なので誰かの断定にすがり付きたいと思っています。もっとストレートにいうと責任を取ってくれる人を求めています。

だから、「断定的発言」をすると人が付いてきて言葉に力が宿ります。

 

そして、もう一つ重要なことがあって、それは「断定できるような絶対的なことなんか存在しない」からです。

物事は思考を深めれば深めるほど絶対的な価値などないことに気づきます。

いろんな視点から物を見ると絶対的な正解なんてないように思えてきます。

 

だから断定的な発言ができなくなります。

 

ただ、それだと判断軸がないのです。

 

何もない価値観の世界に、1本の軸を入れると、不思議と正解が見てきます。

 

その軸ってなんなの?ってなると思うのですが。

 

それがまさしく「断定的発言」になります。

 

先ほどの例でいうと

 

「僕は明日参加できると多分思います」

「僕は明日必ず参加します」

 

僕君が明日来なかった場合。

前者は、多分と言ったため嘘はついてないので正解でも不正解でもない状態。

後者は、なからず行くと言ったので来ない場合は不正解の状態。

 

「断定的発言」をすることでその後の価値基準を構築することができます。

 

だから、「断定的発言」が重要になるのです。

 

最後に、注意すべきなのは断定した後の行動です。

頑固に他の人の意見を受け入れないのか。

柔軟に他人の意見も取り入れてよりよくできるのか。

必ず実行に移す人なのか。

言うだけの人なのか。

 

そこでその人の価値が問われます。